「何もしたくない。消えたい」
その理由は人それぞれ。
仕事のこと。
家庭のこと。
人間関係のこと。
はたまた、「理由なんてない」そういう人もいるでしょう。
理由がなんであれ、「あぁ人生疲れたなぁ。もういっそのこと消えてしまいたい。何もしたくない。」
そう考えてしまうこと、長い人生のうち1度や2度、いやもっと頻繁にあるかもしれません。
この記事は「人生疲れた、もう消えてなくなりたい」そう思ってしまった方にぜひ読んでいただきたい記事です。
この記事の結論は、「人生特に意味なんてないのですから、何もしなくてもいいんですよ。」です。
別に人の役に立たなくてもいいし、何か成し遂げなくてもいい。
自分がやりたいと思うことがあるなら、それをやればいい。
ただそれだけのことです。
もっと詳しく説明していきますね。
真面目で責任感の強いあなたがこの記事を読んだことで少しでも心が軽くなれば幸いです。
疲れて何もしたくない。消えたくなるのはあなたが一生懸命だから。
人生が嫌になるのはあなたが生きることに一生懸命だからです。
人生が苦しくなるのはあなたが生きることを頑張っているから。
自分と向き合って一生懸命に生きているからこそ、疲れてしまうのです。
頭の中ではわかっている「あるべき自分」になりきれない自分に、なれそうもない自分に疲れきってしまうのです。
何も考えず、ただぼけぇ~と生きていたなら「あるべき自分」なんて考えもしませんし、人生疲れたなんて思いません。
消えたくなるくらい考えているんです。
消えたくなるくらいに一生懸命「あるべき自分」になろうとしているんです。
ミスもしない仕事ができる自分。
人から嫌われず誰とでも仲良くなれる自分。
辛いことも前向きに頑張れる自分。
そんな自分を追い求めてもたどり着けない。
考えているうちにいつのまにかたどり着こうとさえ思わなくなってしまった。
もうすべてがどうでもいい。
消えてなくなってしまいたい。
そうなるわけです。
しかし、それは苦難を耐えよう、乗り越えようと進んだ結果なのです。
だからまずは、自分を否定せず、「あぁ自分って一生懸命だったんだなぁ」と認めてあげましょう。
人生に意味を求めすぎると人生に疲れてしまう。
「何かしなきゃ」「自分はこうでなきゃいけない」
知らず知らずのうちに自分を追い詰めていませんか?
人生に意味を求めすぎて自分の逃げ場をなくしていませんか?
人生に意味を求めすぎるとそれに反した場合自分を否定してしまいます。
例えば、自分の人生の意味を「大企業で出世して社会的地位を確立すること」と決めたとしましょう。
そのためには、大企業に入らなければいけませんし、出世競争に参加しなければなりません。
あらゆる場面で勝ち負けが発生してきます。
しかし、一度でも負けたらどうでしょうか。
そもそも「大企業に入れない」という事態に陥ったらどうでしょうか。
その時点で自分の人生は失敗に終わり、意味をなさなくなります。
意味を定めてしまったせいで、意味をなすまで繰り返し挑み続けなければなりません。
そうしているうちに時がたち気づけばボロボロになっている自分がいる。
人生に意味なんてありません。
意味を求めると疲れてしまいます。
意味がないからこそ人生は素晴らしいのです。
意味がないことこそが自由を導き幸せな人生に繋がります。
もし今あなたが、人生に意味を求めすぎて疲れているなら、意味を求めない人生を送ってみませんか。
別の記事でもご紹介していますので、ぜひこちらも合わせてお読みください。
【人生の意味】人生に疲れたら読んでほしい「頑張らなきゃいけない世界なんて嘘の塊にすぎない」
【重要】人生に疲れて何もしたくないなら人間以外の生き物について考えてみよう。
もし、あなたが人生や社会に疲れて消えてなくなりたいと考えているなら「人間以外の生き物」について考えてみてください。
なんでも構いません。
例えば、窓にくっついている虫。
何やってるのかなぁって思いません?
ずっとべったりくっついて動くわけでもなく、遊ぶわけでもなく。
ただいるだけ。
そんな虫に誰かが「お前人生無駄にしているぞ」「もっと働け」なんて言うでしょうか。
言いませんよね。
その虫もどうでしょう。
「やべ、今日何もしてない。他の虫たちは飛んだり、動いたりしているのに。」
なんて思うでしょうか。
思いませんよね。
「すごい自分にならなきゃ」「辛いことも耐えなきゃ」と考えているのは人間だけなんです。
窓にくっついている虫は、許可なく家に入ってきますし、捕まえようとすると何の躊躇もなく飛んでいきます。
それは虫がただ思うまま本能的に動いているからです。
しかし、人間はというと、「誰かに迷惑かけるかな・・・?」とか「逃げちゃダメだ・・・」とか本能に反して自分をセーブしようとしてしまいます。
自分を守る行為すらセーブしてしまうんですね。
人間はそんなことばかり繰り返しています。
そりゃ人生疲れるわけです。
消えたいと思っちゃうわけです。
我々人間は窓にくっついている虫を見習わなければなりませんね。
もっと窓の虫みたいに、何にも囚われず、時間を贅沢に使ってもいいのではないでしょうか。
勝手な固定概念をやめて、自分を否定せず思うままにいきましょう。
人生に疲れるくらいなら何もしなくていい。
こんなこと言うと批判されるかもしれませんが、私は人生疲れるくらいならダラダラ生きてOKだと思っています。
生きていると自分に合わない環境が必ずあります。
例えば、会社。
毎日のように行きたくないと考えるくらいなら行かない選択肢を取っても良いのではないでしょうか。
バイトで月10万くらい稼ぎながら、あとは好きに生きる。
会社員として毎日苦しい思いをしながら40年くらい働くのと確かにお金はないけどノンストレスで生きていくのでは後者の方がよくないですか。
後者であれば、時間はたくさんあります。
自分の好きなことに挑戦して、好きなことで稼ぐ道があるかもしれません。
今の生き方で苦しみ続けるより、ストレスを減らした状態で挑戦し続ける方が人生楽しいと思いませんか。
もちろん、選択は自由ですし、簡単に踏み出せる1歩ではないことは知っています。
しかし「こういう選択も自分にはある」そう思っているだけでも、心の余裕が全然違ってきます。
苦しいなら、最低限稼いで後は何もしなくていい。
そんな選択肢があることも覚えておいてください。
まとめ:もっと気楽に生きてOK!人生は思った以上に長いので頑張りすぎると疲れて何もしたくなくなります。
一生懸命に生きているからこそ、時には人生に疲れて消えてたいと考えてしまうこともあるでしょう。
そんなときには「もっと頑張らないと」と自分を追い込むのではなく、「まぁいいや、別に頑張らなくても」と考えてみてください。
気楽に生きてOKです。
人生は常に真面目でいられるほど短いものではありません。
だらしなく、雑に生きるくらいがちょうどいいのです。
行き詰ったときは窓にくっついている虫でも見て、思い出してください。
「自分はもっと本能的に生きていいんだ。逃げてもいいんだ。」と。
この記事が少しでもあなたの役に立てたのなら幸いです。