田舎から上京した普通の会社員ミナトが運営するブログ

【提案例文あり!】国語の偏差値45の初心者WEBライターでも案件を獲得する方法

今回は、凡人以下でもWebライターとして案件を獲得し、稼いでいく方法について解説いたします。

副業があたりまえとなる時代で、何をしようか調べていると「Webライティングがおすすめ」と言った声をきいたことはありませんか。

確かに、Webライティングはおすすめです。

しかし、はじめは「才能がないとできない」といった印象をいただいてしまいますよね。

この記事では国語の偏差値45の私だからこそ「才能なんていらない」と断言できるお話をしていきます。

  • 副業でお金を稼ぎたい
  • Webライティングに興味がある
  • Webライティングで稼げるか不安
  • 提案文で落とされる

こういった悩みを抱えている方に読んでいただきたい記事となっています。

仕事をしていくうえで必須スキルともいえる「文章力」。

副業で活きるだけでなく、会社員として働いていくうえでも非常に役に立ちます。

もし一生役に立つスキルを身に着けたいと考えているのならなおさらWebライティングがおすすめです。

この記事でWebライティングのハードルが下がり、あなたの一歩踏み出すきっかけとなれれば幸いです。

提案文の例も載せておきましたので、ぜひ参考にしてみてください。

はじめに:私がどれだけ凡人以下のWebライターだったかを知ってほしい

なぜわざわざこんなことを書くか。

それは、皆さんに「あ、こいつでこれできるなら自分でもできるな。」と思っていただくためです。

私の出来なさを知る覚悟はいいですか。

箇条書きでいきますよ。

  • 小学校1年の国語のテストで35点を取る
  • 学校の朝読書で毎日同じページを眺めるだけ
  • 大学4年まで漫画以外の本をほとんど読まない
  • 国語のテストで文章が一向に頭に入ってこず、何回も同じ文章を読み返す
  • 何言ってるかよくわかんないと言われる
  • 本に出てくる漢字が全然読めない
  • 誰もが知ってる日本語を知らず、ドン引きされる
  • SPIテストで難易度の低い問題から抜け出せずに終わる(正解すれば問題の難易度が上がる形式のテスト)

改めて書き出すと恥ずかしいですね・・・

国語の偏差値が低いのも自分でも納得・・・

しかし、こんな私でも、受注実績が100~500の経験豊富の競合Webライターが複数いる中で、未経験業界の案件を獲得でき、WEBライターとして稼げました。

それを実現した方法を書いていきますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

初心者Webライターの私が行った3つこと

経験豊富の競合Webライターが複数いる中で、未経験業界の案件を獲得するまでに私が行ったことをご紹介いたします。

大切なのは、コツコツ進むこと。

これが本当に重要です。

「めんどくさいから嫌だ」という人には向かないかもしれません。

しかし逆に言えば、コツコツ進むことさえできれば、誰でも稼げるようになります

ここでは私が実際に行った3つのことをご紹介いたします。

報酬の低い案件でもまず獲得する

いろんなWebライターさんが「文字単価が安い案件は受けるな」と言います。

「初心者歓迎!」「Webライティングを学びたい人歓迎!」と言った記事作成案件はたくさんあります。

それらの案件は、受注しやすいですが、報酬はかなり少ないです。

「時間をたくさんかけて記事を作成しても、結局稼げる額は少ないからおすすめしないぞ。それよりももっと単価が高い案件の方がコスパがいいからそっちをやれ。」

というのが、一般的な意見です。

しかし、私は全く持ってそうは思いません。

報酬額よりも前にまずは経験と実績を作るのがいいと考えています。

はじめは、私も文字単価が高い案件ばかり提案していました。

しかし、経験も実績もない私を採用してくださるクライアントなんていないんですよね。

なんせ初心者ですから、そもそも提案文の文章すら見るに堪えません。

結局1円も稼げないまま、提案だけを繰り返し、成長もお金も手に入れられずに時間だけが過ぎていきます。

近道をしようとした結果、遠回りになってしまったんです。

才能があれば、はじめから単価の高い案件を獲得できるのかもしれません。

ただ、私は才能があるどころか、平凡のレベルにも達していません。

それを自覚しているのであれば、「急がば回れ」を信じて進むしかないんです。

一見遠回りに見える行動が、一番の近道となります。

Webライティングの案件では、経験や実績を求めるクライアントはかなり多いです。

経験や実績がないなら、報酬が低くても作りにいくしかありません。

安い案件でも獲得することで得られるメリットは以下の通りです。

  • 文章の勉強ができる
  • 人に読んでもらい、アドバイスをもらえる
  • 実績を作れる

まずは、安くても経験と実績を作る。

無駄とも思えるその行動が平凡以下の人間には本当に大切な行動となります。

安い案件獲得の提案文で重要なこととしては、「やる気のアピール」です。

本当にこれにつきます。

自分に実力がなく、クライアント側が「初心者歓迎」といっているならなおさらです。

自分を盛りに盛った実力アピールよりも「自分はまだスキルはありませんが、誠実に一生懸命対応しますよ!」というのを売りにした方が案件は獲得しやすいです。

読みやすい文章を書く練習

競合がいる中で、案件を獲得するには前提条件として、わかりやすく読みやすい文章を書けなければいけません。

そこは提案文の文章ではっきりと見抜かれてしまいますので、誤魔化しできません。

そのため、身につけなければならないんです。

はっきり言うと、それは練習するしかありません。

おすすめなのは、やはり「安い案件を受注し、練習する」です。

自分以外の人に文章を見てもらう

これ本当に大切です。

私ははじめ、自己流で文章力を身に着けようとしていました。

しかし、それでは自己流が高まっていくだけで、正しい文章力は尽きません。

元々、平凡以下の私の文章の自己流が極まっていくと読むに堪えない文章が完成します。

それよりも誰かに見てもらい、アドバイスをもらうのが一番です。

そのためにもやはり「安い案件を受注する」につながります。

案件だと、フィードバックや修正依頼がもらえます。

それを読むことで、自分ではわからない読み手からの意見を知ることができます。

  • 自分の文章の読みにくい部分
  • 相手が求めている文章
  • 自分の足りていない文章力

依頼者はライターを育ててあげようという感覚はないかもしれません。

しかし、お金を払い依頼している上に、記事の精度が運営しているサイトの運命を左右します。

そのため、育成をするつもりはなくても、真剣に「より良い記事」のために意見を伝えてきます。

初心者にとってこんなにありがたいことはありません。

こんなに勉強になることはありません。

「こっちの方がより読んでもらえるよ!」とお金をもらいながら教えてもらえるのですから。

もちろん、依頼者がすべて正しいことはありません。

しかし、初心者より経験も知識もあるのは確かです。

意見を取り入れるのも初心者にとっては経験になります。

依頼される提案文を書く3つのコツ

ここまでで、経験と実績を作ってきました。

しかし、いつまでも安い案件で経験と実績を作っていくわけにはいきません。

目的は「稼ぐこと」ですから、文字単価を上げていかないと本末転倒です。

ここからは、文字単価の高い案件を獲得するためにはどういう提案文がいいのかを書いていきます。

  • 見やすさを特に意識する
  • アピールポイントと提案文をリンクさせる
  • 戦えない土俵で戦わない

それぞれ詳しく説明していきます。

見やすさを特に意識する

提案文と記事作成の実力はほぼイコールだと言っても過言ではありません。

読みやすい文章を書くコツについては【最高の文章は短い。】わかりやすい文章を書くコツ3つでも書いてありますので、ぜひこちらもお読みください。

見づらい提案文が送られてきたら、クライアントとしては「あ、この人に記事をお願いしたら、伝わりづらい文章になりそうだな。」と思います。

どんなに自分に魅力があろうが、案件の内容に詳しかろうが、その時点で予選敗退です。

内容の前にまずは見やすさを意識しましょう。

  • 冗長な文章を避ける(~することができる→~できる)
  • 箇条書きを使う
  • 語尾が同じにならないようにする(~です。~です。~です。)
  • 1文を長くしすぎない

これらを意識するだけで大分違います。

練習を重ねて慣れていきましょう。

アピールポイントと提案文をリンクさせる

「私はこういう文章を書くのが得意です」とアピールしても提案文の文章からそれが伝わってこなければ、全く意味がありません。

例えば、「私は小説を読んでいるかのような巧みな表現を用いて、読み手をひきつけます!」とアピールしてもその提案文に全くその要素が含まれていなければ嘘だということが1発でバレてしまいます。

どんなに自分がすごい文章を書けますよと謳っても、提案文がひどければ全く持って意味がありません。

自分の文章を売っているのですから、どんなアピールをしてもその文章が悪ければ、嘘をついていることがバレます。

提案文こそが自分をアピールしたいことを証明できる文章なのですから。

そのため、自分のアピールしたい内容を文章に反映させて書きます。

戦えない土俵で戦わない

これは本当に意識しなければなりません。

Webライター初心者だと、ほとんどの案件が自分にとって詳しくない業界の記事です。

一方で競合は、経験者揃い。

そんな状況だと、「ヤバい、このままだと勝てない」と焦ってしまい、業界について詳しいアピールをしてしまうんです。

「私もこういう記事得意ですよ」と伝えてしまいたくなります。

しかし、そんなの当たり前のようにバレます。

自分の苦手な土俵で競合と戦って勝てるわけがありません。

わざわざそんな土俵で戦おうとせず、自分の得意な土俵で戦うんです。

その方が獲得する確率は格段に上がります。

自分の強みを伝えたい軸として提案文を作成しましょう。

私がWebライターとして実際に利用した提案文の例

ここまででご紹介した以上3点を意識して作成した文章をご紹介いたします。

実際に採用してもらえた提案文です。

クライアント様の情報など、一部省かせていただいているところもございます。

テンプレートとして使えるようにしましたので、参考としてお使いください。

○○様

お世話になります。
○○と申します。

以下の流れで私について知っていただきたいと思います。
・自己紹介(年齢や仕事について)
・実績について
・1週間に対応可能な記事数について
・意気込み

~自己紹介~
年齢:○歳(大卒・社会人〇年目)
性別:〇
現在、個人としては①Webライターとして、会社員としては②○○の仕事をしております。
①では、以下の内容を身に着け、武器としております。
・読みやすく、読まれる文章
・リサーチ力
・読み手分析をした内容
読み手が何を求めているのか、その情報を伝えるためには何を知ればいいのか。
記事作成前にまずはこれらを徹底して考えます。
そのため、意図に沿った記事・情報の正確さには自信があります。
また、○○様の要望にはしっかりと丁寧に対応させていただきます。

②では、以下の内容を身に着け、武器としております。
・(私の仕事での強み1)
・(私の仕事での強み2)
・(私の仕事での強み3)
これらを日々繰り返し、追求しているため、物事に対し、「なぜ、こうしたのか」を全て細かく説明することができます。
これは記事でも同じです。
・記事の意図は何か
・誰目線で作ったのか
・完成後、どういう行動をとってもらうために書いたのか
全てに根拠を持って進めていくため、記事作成の際に不明点などございましたら、ご質問いただければ、細かく説明させていただきます。

~実績について~
実績に関しましては、以下の2つをWordでご提示させていただきます。
・自身運営サイトの記事
・依頼を受けて作成した記事(依頼案件のため記事タイトルの記載なし)
これらをご確認いただけますと幸いです。

~1週間に対応可能な記事数について~
○○記事程度です。

~意気込み~
正直なところ、「案件を獲得して稼ぎたい」と言った生半可な気持ちでこちらの案件は応募しておりません。
○○は私が今一番重視し、日々勉強しているテーマ。
ご依頼いただけた際には、当然ですが、全力でやらせていただきます。
もし、足りない知識があれば、全て一から学びます。
修正依頼も何度も対応させていただきます。

そして現在、継続案件として1記事7000字程度の案件を受注しております。
○○様からご依頼いただけましたら、目途が立ち次第、こちらに注力したいと考えています。
ぜひ、ご検討のほどよろしくお願いします。

もちろん、全てに通用する提案文ではありません。

クライアントさんが何を求めているかによって、どういうテイストで書くのか判断しなければなりません。

しかし、どんなクライアントさんでも今回ご紹介した3つは意識して間違いはありません。

ぜひ参考としてこの提案文を見ていただければと思います。

おわりに:初心者Webライターでも戦略を持ってコツコツ進めば案件を獲得できる!

今回は、才能がなくても、凡人以下でもWebライターとして案件を獲得する方法についてご紹介いたしました。

ポイントとしては以下の通りです。

  • 安い案件でも獲得する
  • 読みやすい文章を書く練習をする
  • 人に自分の文章を見てもらう
  • 戦略を立てて提案文を作る

私は本当に国語が苦手でした。

しかし、学ぶ&実践するを繰り返すことで、今は苦手だった文章でお金をもらうことまでできています。

今回紹介した内容は魔法のようにすぐに効果がでるようなものではないかもしれません。

ただ、コツコツやっていけば、きちんと成長できます。

私と同じように文章に対して自信がない方の役に立てると幸いです。