人生の意味。
この答え知っていますか?
誰もが一度は考えたことがあるテーマだと思います。
私もこのテーマに長い時間を費やしました。
- どうせ死ぬのになぜ生きるんだろう
- 結局死ぬのに、生きるために働く意味ってなんだろう。
- どんなに楽しい人生を送っても結局死ぬなら何のために何を楽しむんだろう
こんなことを考えては気持ちがブルーになり、全て無意味に感じてしまう。
本を読んでも、ネットで調べても納得いくような答えが見つかりませんでした。
だからいっそのこと誰かの考えに頼らず、自分の答えを出してみようと試行錯誤して生まれたのがこの記事です。
読んでくださるあなたが完全に納得できる記事になっているかはわかりません。
しかし、あなたなりの答えを出すきっかけくらいにはなっているはずです。
この記事を読み終えた頃、あなたが前向きな一歩を踏み出せるように全力で思いを綴ります。
「生きる意味」に答えがあったらもう発表されている
そもそも、もし生きることに意味があれば、もうすでに発表されていると思いませんか。
人類が誕生したのは何百万年も前のこと。
にも関わらず、「ズバリ答えはこれ!」と正解がでていません。
まだ我々はネットで「人生 意味」「生きる 意味」とキーワードを入れて検索しています。
それはつまり、「万人が納得するような答えは未だに見つかっていない」ということです。
万人が納得する「生きる意味」に答えがあるのかはわかりません。
しかし、生きる意味を探し続け、悩み苦しみ、人生を無意味に感じてしまうのなら、それよりもたった一人、自分だけが納得できるような人生を送る方が簡単だとは思いませんか。
生きることに意味を求めすぎると意味わからなくなる
生きる意味を考えれば考えるほど、自分のやっていることに意味を見出せなります。
- 仕事でいい結果を出した。
- 受験でいい学校に合格した。
- 家族や友達と楽しい時間を過ごした。
例えこんな経験をしても、「どうせ死ぬのに」と考えると全く意味をなしません。
さらに、以下のような結果の前段階ですら、無意味に感じて何のやる気もでなくなります。
- 仕事でいい結果を出すために頑張る。
- 受験でいい学校に合格するために頑張る。
- 家族や友達と過ごす時間を楽しみにする。
人生に意味を求めすぎると自分がやったことに対して納得できなくなる。
足りない気がしてしまう。無意味に感じてしまう。
そうなると、以下のどちらかの道に進んでしまうことになります。
- やる気がでないまま無気力な時間が続く
- 何かしらの答えはあるはずだと探し続け、努力をする
この道のどちらに進んでも、
- →やる気が出ず、人生が楽しめない。
- →どんどんハードルが上がり、結局何をしても納得できない厳しい自分が完成する。
となってしまいます。
つまり、人生に意味を求めすぎると意味がわからなくなってしまうんです。
生きることに意味がないことを理解し、どうしたいか考える
人生の意味を探し続けて、生きる意味を見失うよりも人生に意味はないことを受け入れ、その上でどうしていくかを考えていく方が人生は豊かになります。
確かに人はどうせ死にます。
何を成し遂げても、何を変えても結局死にます。
その事実は変わりません。
それを受け入れた上で、どうするのが自分にとって最高の人生になるか。
「死」がある状況を受け入れた上で、人生に意味がないことを理解した上で、最高を目指すしかありません。
死んだ先を視野に入れた瞬間に全てが無意味に感じてしまいますから。
私が「どうせ死ぬ」ことついて深く考えていたとき、一種の鬱状態と言いましょうか。
全てを無意味に感じ、何もしたくない状態が続きました。
そんなあるときふと思いついた1つの自分への質問。
「結局死ぬなら、今死にたい?」
あまり良くない質問ですよね。
我ながら、なんでこんな質問を自分に投げかけたのかわかりません。
ただ、ふと思ったのは、「どうせ死ぬんだから、今じゃなくてもいい。」ということです。
そして、この回答が我ながらどこか腑に落ちた感覚を覚えました。
死ぬ経験はいつでもできるし絶対できるんだから最後まで取っておいてもいい。
死ぬまでに他にできていなかった経験をたくさんして、最後の最後で時が来たら死ぬ。
それでいいのではないでしょうか。
生きる意味がないからこそ人生には価値がある
もし、人生に意味があったらどうしますか。
「人生の意味はこれだ!」と決められていて、その道をまっすぐ進むことが正しいとされる世界だったら。
ましてやその「意味」が自分の納得できないものだったらどうしますか。
それこそ、人生が苦痛なものになりませんか。
例えば、「国のために働いて国のために歳を重ねる」が人の生きる意味と定義された場合、一気に人生がつまらなくなりませんか。
そんな世界ではきっと、正誤がはっきりしていることでしょう。
人の優劣もはっきりしていることでしょう。
正や優に自分が行き着かなかった場合に感じる虚無感はどれほどでしょうか。
自分に「ダメ」のレッテルを貼ることとなり、肩身の狭い人生を送ることになります。
そう考えると人生に意味がない方が助かりませんか。
意味ない方が自由だと思いませんか。
自分がそのときときめいた方へ進む。
飽きたら違うほうへ進む。
そうやって自由に生きれるのは人生に意味がないからではないでしょうか。
人生は意味がないからこそ価値がある。
意味のない人生の楽しみ方
生きることに意味を求めるから人生がつまらなくなるんです。
何かを成し遂げなきゃいけない・何か残さなきゃいけない。
そういう考えを全て捨てて、好きに思った通りに生きればいいと考えればもっと楽しく自由に生きることができます。
ここでは、どうしたら人生の意味を考えずに最高の人生を送れるのか。
その方法を3つ紹介します。
自己満足を追求する
~しなきゃいけない。~でなくてはいけない。
そういう自分を縛り付ける固定概念を捨て、ただ自分がやりたいからやる。
そこには「誰かにやれ」とか「誰かを納得させるため」だとかはありません。
自分が満足するためにやる。
結局誰もが死んでしまうんです。
生きているうちに1つ1つ満足を増やしていく。
それが意味のない人生を送る上で大切になってくるポイントです。
一瞬の楽しい・幸せを積み重ねる
2つ目は「今この瞬間の楽しいや幸せを大切にする」です。
楽しいこと・幸せなこと・死ぬことについて深く考えずに、ただ感情に素直に従う。
誰かと話して楽しいなと思った気持ちそのものを大切にする。
それが何に繋がるんだとか何の意味があるんだとかは考えません。
素直に楽しいと感じて、それ以上は考えない。
そうすれば、心がどんどん豊かになっていきます。
楽しい・幸せだと感じることができれば、別に人生に意味なんて必要ないとさえ思えます。
今に集中する
最後は「今に集中する」です。
今やっていることに集中できていれば、「人生の意味」なんて考えることはなくなります。
集中して何かに取り組んでいるとき、例えばテーマパークでアトラクションに乗っているとき。
そんなときに「人生の意味」なんて考えることないですよね。
「人生の意味」というのは何にも集中していないときに考えてしまうんです。
だから何かに打ち込み、集中している時間を増やせば、その分人生の無意味さを感じることは少なくなります。
直感でやりたいと思ったことをすぐにやる。
それを積み重ねていけば、きっと人生の意味なんてどうでもよくなり、自分の納得いく人生に近づいているはずです。
私が思う「人生の意味」
ここまでで記述した通り、意味がないからこそ価値があると思います。
生きていく過程の中に人生の意味はありません。
もし意味があるとするなら死ぬ瞬間。
人生の意味、生きていく意味とは、死ぬためである。
そうここでは結論付けたいと思います。
ずーーっと考えてきた結果、この答えに行きつきました。
もちろん、万人が納得する答えではありません。
あくまでも私の考えです。
そして、これから考え方が変わることだってあると思います。
現時点でどうやってこの答えに至ったのかお話していきます。
この答えに至るまでは、どうせ死ぬのに生きるために必死になって努力する意味がわかりませんでした。
「死ぬのに生きる」
この矛盾を理解できませんでした。
しかし、私はここである固定概念を持っていました。
「死」と「生」が対局な2つである。
そう思っていたんです。
だからこそ、「死ぬのに生きる」という矛盾が生じてしまい、生きる意味がわからなくなってしまいました。
でも実は「死」と「生」は対局なものではない。
「死ぬのに生きる」のではなく「死ぬために生きる」のではないかと考えるようになりました。
最後の瞬間「幸せだった」と一言言えれば、それだけで自分の人生に意味があります。
死ぬ瞬間振り返ったとき自分が納得できる人生を送っていれば、それだけで人生に意味が吹き込まれる。
その瞬間にはじめて意味が生まれる。
それが人生の意味だとしたら、最後の死ぬ瞬間まで納得して生き続けることが今の自分にできることです。
そして死ぬ瞬間に人生に意味を吹き込むためには、人生の意味なんか考えずに、瞬間瞬間を大切にして生きること。
ではないかと個人的に思います。
【まとめ】人生の意味は自分で作るしかない
いかがでしたでしょうか。
何かヒントとなるような箇所がありましたでしょうか。
この記事での結論は、
「人生に意味なんてない。あるとするならそれは死ぬ瞬間に吹き込まれる。」
です。
この記事の続編として【人生の意味】人生に疲れたら読んでほしい「頑張らなきゃいけない世界なんて嘘の塊にすぎない」という記事も書かせていただきました。
ぜひこちらも合わせてお読みください。
楽しければ、幸せでいれば、別に人生に意味なんて必要ない。
ただ死ぬまで楽しく幸せにそして一生懸命に生きるだけです。
そうすれば、最後の最後でその意味に気づけるのかもしれません。
楽しいことだけじゃありません。
辛いこともたくさんあります。
「ここで人生を終わりにしてしまおうか」そう思ってしまうことだって、1度や2度あるかもしれません。
でも、絶対に辛いことだけじゃない。
それが人生です。
もし、あなたが人生に辛くて悩んでいるのなら安心してほしいです。
人生は絶対に辛いことだけじゃない。
最近身に染みて感じています。
大丈夫、楽に行きましょう。
この記事があなたの役に少しでも立てたら幸いです。