今回は話の説得力を驚異的に引き上げる「例え話」についてお話していきたいと思います。
人と会話していて、中々うまく相手に伝わらない。
文章を書いていて、「これ以上わかりやすく説明できない!」と思い悩むことはありませんか?
それらの悩みは「例え話」で解決するかもしれません。
普段の会話からビジネスシーンまであらゆるところで活躍する「例え話」。
凄腕営業マンやセミナー講師など、話すプロたちは必ずと言っていいほど「例え話」を駆使してトークを組み立てています。
「例え話」を用いることで、話がわかりやすくなったり、説得力が増したりとメリットだらけ。
メリットだらけにも関わらず、意識するだけで簡単に取り入れられるという非常に便利な武器です。
この記事で、上手な「例え話」を取り入れ、自分の話や文章のレベルを1段階上げましょう!
全く難しくない内容ですので、お茶でも飲みながらリラックスしてお読みください。
「例え話」をビジネスでうまく活用すれば効果絶大!
まず「例え話」を用いる効果についてお話していきます。
「例え話」には様々な効果があります。
うまく活用すれば、ビジネスにおいて効果は抜群です。
- わかりやすさアップ
- 説得力アップ
- 惹きつけ度アップ
ここでは以上の3つの効果について詳しく説明していきます。
わかりやすさアップ
まず1つ目は「わかりやすさアップ」です。
「例え話」には、会話の内容に対する具体的イメージを湧かせる効果があります。
普通の会話において、話し手と聞き手では、当然話し手の方が理解度が高いことになります。
それ故に、聞き手と全く同じ目線で話すのは至難の業です。
知らないうちに専門用語を使っていたり、予備知識が必要な話をしていたり。
気づけば、聞き手を置いていってしまうこともあります。
そんなときに効果的なのが「例え話」です。
「例え話」を用いることで、聞き手が会話の内容に対し言葉だけでなく”映像”としてイメージを膨らませ、理解を深めます。
理解度が増すだけでなく、話し手と聞き手の脳内が共通化され、話の足並みが揃う効果もメリットも。
会話や文章をスムーズに運べます。
説得力アップ
2つ目は「説得力アップ」です。
「例え話」を用いることで、会話や文章の説得力が増します。
そしてこの驚異的なところは、根拠のない「例え話」でも説得力アップしてしまうところなんです。
2つの例文で見比べてみましょう。
例えなし:「今はつらくて大変かもしれないけど、絶対人は幸せになれるんだよ。」
例えあり:「止まない雨はないでしょう?それと同じ。今はつらくて大変かもしれないけど、絶対人は幸せになれるんだよ。」
よく聞きますよね「止まない雨はない」。
例がある後者の方が妙に納得してしまいませんか?
「あ、そっか。雨はずっと降っているわけじゃないもんね!人生も同じだ!」って。
でも考えてみてください。
そもそも天気の変化と人生の変化を同等として扱うのは正しいのでしょうか…というと根拠はないですよね。
根拠がないのにも関わらず、「例え話」を用いるだけで説得力が上がるんです。
世の中にある名言には結構こういった「例え話」が潜んでいます。
説得力を高めるための「例え話」非常に有効ですので、ぜひ取り入れてみてください。
惹きつけ度アップ
3つめは「惹きつけ度アップ」です。
会話をしていて、わかりやすく正しい文章で伝えているにも関わらず、相手が興味なさそうに聞いているなんて状況は少なくありません。
営業シーンではよくあることです。
そんなときでも「例え話」は役に立ちます。
話の本題を相手の状況に例えて伝えることで、食いつき具合が急激にアップします。
例えば、今流行りの”Uber eats”を友達におすすめしようとしているとします。
「休みの日、家から出たくないときにウーバーイーツめっちゃ便利なんだよねぇ」と話しても友達はなかなか興味を示しません。
そんなとき、相手の性格や状況を想定してうまく「例え話」を盛り込むことで効果的に相手に伝えられます。
相手が次のような人間だとしましょう。
- 仕事大好きマン
- 時間がなくて忙しい
- 休みの日もずっと勉強をしている
上記のような人間に「休みの日、家出たくないときに~」なんて例を伝えてもウーバーイーツに魅力を感じてもらえないのは当然です。
相手に合わせた例でなければ、相手は中々惹かれません。
「ウーバーイーツ使えば、ご飯作る時間も買いに行く時間も削減出来て、その分勉強に時間を充てられるからすごい便利だよ」というような例を用いたほうが効果的になります。
自分と重ね合わせて必要性を感じられる例を用いることが大切です。
「例え話」を用いた文章の型「PREP法」
「例え話」を用いた有名な文章の型に「PREP法」というものがあります。
文章を書いていく上で非常に便利な型です。
PREP法とは、
- P:結論
- R:根拠
- E:例
- P:結論
の順に話を進めていく方法のことを指します。
PREP法を用いれば、簡潔にそしてわかりやすく文章を伝えられます。
例えば、ウーバーイーツが便利であることを伝える場合で考えてみましょう。
- P(結論):ウーバーイーツは便利なサービスです。
- R(根拠):スマホさえあれば、いつでもどこでも料理を注文することができます。
- E(例):例えば、仕事で疲れて帰って何もしたくないとき、ウーバーイーツを利用すればご飯を作る必要も買いに行く必要もありません。
- P(結論):ウーバーイーツは忙しい人の味方の便利なサービスです。
たった4文ですが、最低限必要な情報を順序立てて伝えられます。
PREP法を意識するだけで相手に伝わりやすい文章が書けるので、非常に便利です。
はじめは少し慣れないかもしれませんが、使っていくうちに慣れますので、実践あるのみです!
ビジネスで上手な「例え話」をするためのポイント
「例え話」が重要であることはわかっていただけたかと思いますが、どんな「例え話」をすればいいかが問題となってきます。
適当に「例え話」をしても返ってわかりにくくなってしまうことも珍しくありません。
上手に会話や文章を進めていくためにも、どんな「例え話」をするべきかポイントを2つご紹介します。
- シンプルにする
- 具体化させる
- 相手目線で例える
それぞれ説明していきます。
シンプルにする
まず意識すべき点は、「シンプルにする」です。
「例え話」のせいで返ってわかりにくくなってしまったら意味がありません。
「例え話」で珍しい状況を例にしてしまったり、本題と全く置き換わらないような内容にしてしまったりするとイメージしにくくなってしまうので、NGです。
複雑な内容にはせず、出来るだけ相手がイメージしやすいシンプルな「例え話」で伝えましょう。
具体化させる
「例え話」は相手にイメージをしてもらい、理解を深めたり、興味を持ってもらったりする目的があります。
その目的をきちんと果たすためにも「例え話」は相手が脳内で状況を鮮明にイメージできるように具体化させて伝えましょう。
人はやはり文字よりも映像の方が理解しやすいです。
ただただ説明だけをしていてもなかなか伝わりません。
「例え話」を用い、具体化させて伝えることでまるで映像を見ているかのような立体感のある話にしましょう。
そうすれば、理解度も興味度もグンとアップします。
相手目線で例える
相手がイメージしやすいよう相手の状況に応じた例え話にしましょう。
例え話で相手の知らない話を例に挙げても逆効果です。
学生のころ教師で良くいました。
すぐ野球で例えてくる教師。
全員が野球ファンもしくは野球に詳しいと思い込んでるのか、やたらと野球で例えてくるんです。
野球好きの生徒は楽しそうなんですが、そうでない生徒からすると困ったもんです。
野球知らない人からすると返ってわかりづらい。
相手がわかるような「例え話」にしましょう。
まとめ:例え話はビジネスにおいて武器になる!
いかがでしたでしょうか。
「例え話」はうまく活用すれば大きな武器になります。
- わかりやすさアップ
- 説得力アップ
- 惹きつけ度アップ
あらゆる面で効果を発揮します。
商談やプレゼンの際に少し意識するだけでも効果ありなので、ぜひ実践してみてください!
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