人生つらい。
人生苦しい。
毎日情けなくて、惨めで、ため息ばかり。
なかなか人生思い通りにいかないものですよね。
僕も毎日うまくいかないことだらけです。
常に明日が不安で、常に良くないことを考えてしまいます。
そんなマイナスなことばかり考えていると心がどんどん疲弊していくんですよね。
そんなときは自分の中だけで言葉を巡らすのをやめ、誰かが綴った言葉を取り入れるようにしています。
この記事では、僕が人生に躓いたときにいつも支えてもらっている本を6冊ご紹介いたします。
- 毎日がうまくいかない
- 人生がつらくて苦しい
- 社会に疲れた
- 人生が楽しくない
そんな思いを抱いている方にぜひ読んでいただきたい記事となっております。
ぜひ最後までお読みください。
人生がつらい・疲れたときに読むべき本①:「嫌われる勇気」(岸見一郎さん・古賀史健さん)
言わずと知れた名著。
アドラー心理学をもとに「人は誰もが変われる、幸せになれる」と断言する哲人と自分を好きになれない、自信もない青年との会話形式で書かれています。
みなさんはどんなときに「つらい」「苦しい」と感じていますか?
学校や仕事でうまくいかないときでしょうか。
それとも周りの人よりも劣っていると感じたときでしょうか。
はたまた、何か大きな失敗をしてしまったときという方もいるかもしれませんね。
この本では「人の悩みはすべて人間関係にある」と言われます。
そのため、先の述べた例も全て人間関係にあるということになります。
周りと比べている自分であったり、周りからの評価を気にしている自分だったり。
そういった「周りから好かれたい!周りに嫌われたくない!周りよりも良くありたい!」と言った気持ちが逆に自分を苦しめています。
好かれたい・嫌われたくない・良くありたいにも関わらず、それが実現できない自分が情けない。
もしくはそれが実現できないという事実を受け止めたくないので、結果的に気持ちがネガティブになったり、行動できなかったりします。
では、どうすれば良いのか。
それが「人に嫌われてもいいと思って生きろ」ということになります。
周りばかり気にするから行動できなくなってしまいます。
周りばかり気にするから自分が嫌いになってしまいます。
ならいっそのこと周りの評価なんて気にせずに嫌われたって別にいいと思って生きる。
それが自分らしく、そして気楽に幸せに生きていくポイントとなります。
SNSが普及し、周りの自慢だったり、幸せがめちゃくちゃ見れてしまう時代です。
そういうのを見てると、「はぁ自分なんてなぁ」とか「周りはいいよなぁ」とか思ってしまいます。
でもそんなこと気にしない!
気にしたところで、劣等感に襲われて苦しくなるだけです。
自分は自分の人生をとにかく最高なものにするために生きる。
嫌われたっていい。
そうやって生きていきたいですよね。
自分の人生を生きている気がしない人。
自分が嫌いな人。
劣等感が強い人にぜひ手に取っていただきたい一冊です。
人生がつらい・疲れたときに読むべき本②:「あやうく一生懸命生きるところだった」(ハ・ワンさん)
一生懸命は素晴らしいとされる世の中で、かなり逆行しているタイトルです。
でももしあなたが現代社会に疲れてしまっているのならこの本はおすすめ。
読み終える頃にはきっと「あれ、自分って何に縛られてたんだろうか」
そんな方の力が抜けた気持ちになります。
みなさんは、
「○○ちゃんはあの難関大学に合格したらしいよ!」
「○○くん、大手の会社に内定貰ったらしいよ!」
「○○さんはもうすぐ昇進だって!」
そんな情報を聞いて焦った経験はありませんか?
僕はめちゃくちゃあります。
とにかく焦るし、何もうまくいっていない自分がめちゃくちゃ嫌になる。
「周りよりももっと頑張って前に進まなきゃ!」
と急にやる気を出しては、うまくいかない現実に打ちのめされて絶望的な気持ち。
でも落ち着いて考えたらこう思いませんか?
「結局誰に負けているんだろう、誰と勝負しているんだろう」
誰に勝てば満足なのか。
誰に勝てば幸せなのか。
なんのために一生懸命生きているのだろうか。
筆者のワンさんも同じことを考えはじめたようです。
その結果、一生懸命生きるのをやめ、表紙のようなうつ伏せでごろ~んとした生活をはじめるわけです。
現代社会に疲れきって毎日が嫌になっている方は本当にたくさんいらっしゃるかと思います。
そんな疲れた方の心を軽くするとても素敵な一冊です。
人生がつらい・疲れたときに読むべき本③:「きみに贈る本」(いくせ侑さん)
最近「HSP」など気を使いすぎて疲れてしまう繊細さんに関するワードが増えてきましたよね。
周りのことばっかり気にして、怖くなって、不安になって。
「はぁ毎日嫌だなぁ」
とばかり考えていませんか?
そんな気持ちを抱える方にはぜひ読んでいただきたい一冊、「きみに贈る本」です。
自分らしく前向きに生きるためにはどうしたらいいのか。
それがとっても優しい言葉で書かれています。
この記事ではたくさんの素敵な言葉の中から1つだけご紹介しますね。
確かになぁってすごく共感した言葉です。
周りが必死に良く見せようと強がっている部分と自分の苦手分野を比べる。
そりゃ劣等感を感じるに決まってますよね。
例えば、SNSにオシャレなご飯を投稿する友人と家でコンビニ弁当を食べている自分。
お金がないことに劣等感を感じてしまうシチュエーションですが、友人だって別に毎日オシャレなご飯を食べているわけではないかもしれません。
頻繁に行くわけでもないのに、たまに行ったオシャレなお店をみんなに自慢したくて写真を載せているだけかも。
その友人も自分と同じくらいお金がなかったり、貯金を削っていたり。
そしたら劣等感を感じるだけ勿体ないですよね。
自分が勝手に作り出した負け戦の土俵で戦っているわけですから、当然劣等感を感じます。
なんなら自分から劣等感を感じに行ってるようなものです。
友達は友達で、僕は僕。
それでいいですよね。
自分らしくありのままの自分で生きていくための本。
ぜひ読んでみてください。
人生がつらい・疲れたときに読むべき本④:「余計なものも愛おしくて」(岡奈なな子さん)
この本はYouTuberのおかなちゃんこと岡奈なな子さんが書かれたもの。
読んでいて「あぁ幸せってこんな身近にあったんだぁ」と気づかせてもらえる本です。
学校ではいじめられ、バイトではうまくいかず初日からクビになる。
悪い言い方をすれば”普通じゃない”過去を持った岡奈さん。
他の人とは違った世界観で生きる彼女。
生きづらいこともあったはずです。
つらいこともあったはずです。
そんな彼女の人生を本を出版するまでに変えたのは大きな出来事ではなく、些細な出来事。
些細だけれども、「確かな幸せ」の積み重ね。
この本を読み終えて顔を上げたときには目の前いっぱいに「幸せ」が転がっているはずです。
小さいけれど確かな幸せに気づかせてくれるとっても素敵な一冊、「余計なものもいとおしくて」。
疲れた時こそ読んでおきたい一冊です。
人生がつらい・疲れたときに読むべき本⑤:「映画の名言366日」(品川亮さん)
この本は様々な映画の名言だけを集めた本。
つらいとき、うまくいかないとき、この本を開けば求めている言葉がきっと見つかります。
心を落ち着かせてくれる言葉。
心が温かくなる言葉。
やる気が出る言葉。
その時欲しい言葉を探して自分の心に溶け込ませる。
心の処方箋のようなものとして持っておきたい一冊です。
ここでは名言を3つご紹介したいと思います。
ばばっと羅列します。
補足も何もつけたしません。
読んでくださるあなたが思うように解釈してください。
最後の1つは長いです。
でもどうしても全文載せたかったので載せます。
人生がつらい・疲れたときに読むべき本⑥:「苦しかったときの話をしようか」(森岡毅さん)
この本は僕の人生のバイブル。
森岡毅さんの「苦しかったときの話をしようか」
人生の分岐点。
将来に悩む森岡さんの実の娘さんに向けて「父親」として書かれた一冊。
自分のキャリアに悩む全ての人に読んでいただきたい一冊。
もちろんキャリアだけじゃなく、将来について悩んでいる人に読んでいただきたい。
- やりたいことがわからない
- 自分の強みがわからない
- 劣等感を感じやすい
- すぐに不安になってしまう弱い自分が嫌い
そんな悩みを父親目線で優しく解決してくれます。
この本は皆さんに伝えたい言葉がたくさんありすぎて、どれをピックアップして伝えればいいか、、、
ただ、1つ言えるのは人生がつらいなら、苦しいなら読むべき。
心が軽くなると同時に、やる気まで沸き出てくる魔法のような言葉がこの一冊にギュッと詰まっています。
まとめ:人生がつらいときは本で心を浄化する
僕は人生がつらいときは本を読むようにしています。
そこにはきっと自分の中にはない言葉が書かれていて、苦しい沼から救い出してくれるからです。
つらいときこそ、苦しい時こそ自分で悩み込むのではなく、誰かの経験談や考えを自分の中に取り込む。
そうすることで、読み終えた瞬間から新たな気持ちでまた一歩進むことができます。
今回ご紹介した本はどれも人生がつらいと感じた時に、そっと心に寄り添ってくれる素敵な本です。
あなたの人生を大きく好転させる本がこの中に眠っていますように。