今回は「先延ばし癖」について原因と改善方法をご紹介していきたいと思います。
先延ばし癖で悩んでいる方、実は多いのではないでしょうか。
僕自身も先延ばし癖で悩んでいました。
先延ばしでたくさんの時間を無駄にしてきましたし、失敗もしてきました。
先延ばし癖をやめたいと思っても思うようにいきません。
この記事を読んでくださっている皆さんはどうですか。
仕事での業務に関することでしょうか。
学校での提出物に関することでしょうか。
はたまた、何かの手続きに関することかもしれませんね。
人それぞれ、内容は違えど「先延ばし」に対しての悩みを抱えているかと思います。
そこで、今回は「先延ばし」の改善方法についての解説です。
この記事を読むことで、以下の内容を知ることができます。
- なぜ先延ばしにしてしまうのか
- 先延ばしを改善するにはどうすればいいのか
5分程度で読み終わる簡単な記事です。
ぜひ軽い気持ちで読み進めてください。
【タイプ別】先延ばし癖の原因は3つ!
先延ばしをしてしまう原因を主に以下の3つです。
- めんどくさい・まだ大丈夫と思っている
- 恐怖心がある・心配しすぎ
- 完璧を目指している
多くの場合、これら3つが原因として考えられます。
もし、3つのうちどれも当てはまらなければここで読むのをやめていただいてもかまいません。
しかし、逆に当てはまる項目があるのであれば、先延ばし改善のお手伝いをできるはずです。
ぜひそのまま読み進めていただけると幸いです。
めんどくさい・まだ大丈夫と思っている
1つ目は「めんどくさい・まだ大丈夫と思っている」です。
- めんどくさいから後にしよう。
- 期限までまだ余裕がある。
- 別に今やらなくても問題ない
こういう考えを持っているとすぐに行動に結びつくことができない。
そして結局ギリギリまでやらない・やり忘れてしまうという事態に陥ってしまいます。
これに該当する人は結構多いのではないかと勝手に思っています。
これらは「めんどくさい・まだ大丈夫」という考えを無くす、もしくは改善しないと解決できません。
そのための方法についてもまた後程ご紹介いたします。
恐怖心がある・心配しすぎ
次は「恐怖心がある・心配しすぎ」
この項目は気持ちを理解できる人もいれば、「なんで怖がってんの?なんで心配してんの?」と理解できない人もいるかと思います。
何に恐怖心があり、心配しているのかというのは以下の通りです。
- やるべきことがかなり難しいことなのではないか。
- やるべきことの完成度がかなり低くなってしまったらどうしよう。
- 完成したものが悪い評価になったらどうしよう。
こういったことに恐怖を抱き、心配をしてしまうのです。
いかがですか。
当てはまる箇所はございますか?
もし1つでも当てはまった場合、原因は恐怖心・心配にあるのかもしれません。
完璧を目指している
そして最後は「完璧を目指している」です。
やることに関して「最高のものを造り上げなければならない」と自分を追い詰めていることが原因です。
自らレベルを上げているため、取り掛かるハードルが高くなります。
結果的に腰が重くなり、先に延ばしてしまう状況が生まれます。
先延ばし癖についての経験談
こう記事を書いている僕も嫌なことは先延ばしにしてしまう癖がありました。
先ほど記述した原因の3つともが当てはまってしまうほどです。
ここでは、私がした先延ばし経験について2つほど紹介いたします。
先延ばしが生む無駄や失敗について書かれています。
しかし、具体的な解決策が書かれている項目ではありませんので、読み飛ばしていただいても構いません。
留学に必要な書類を・・・
大学3年生の夏。
短期ですが、一度留学をしようと考えたことがあるんです。
もちろんのこと「はい!いきます!」だけではいかせてもらえないんですね。
面接受けて、合格して、研修受けて、お金払って、パスポートとって、色々な書類を提出してやっと行く権利が与えられるんです。
当然先延ばし癖がある僕ですので、その1つ1つが大きな壁となります。
面接や研修は先延ばしとかはできないので問題はありませんでした。
パスポートも特になんかはじめてのことでわくわくしたので問題ありません。
問題は、書類の提出なんです。
長い文章読みながら色々書かなきゃいけない。
本当にめんどくさいことでした。
でもきちんとやらなければ留学にはいけない。
それは私も十分わかっていました。
なのでいつかはやろうと思っていました。
そう「いつか」は。
その「いつか」が来たのは提出期限が過ぎてからでした。
僕はそもそも提出日すら確認していなかったんです。
「いつまでにやらなきゃいけないのかなー」って確認した時には時すでに遅し。
しっかりと期限が過ぎていました。
やばいと焦り、提出先に電話を入れ、謝罪。
なんとか留学に行くことはできましたが、危うくずっと行きたかった留学に行けなくなるところでした。
内定先の提出物を・・・
次は大学4年生の就職活動を終えたころの話。
入社前、内定先から「課題」が定期的に送られてきて期日までにやらなければなりませんでした。
今回は遅れるわけにはいきません。
実際に遅れることなくすべて提出しました。
でも問題はそのやり方。
きちんと計画を立てて「〇月〇日のいついつにやろう」と計画を立てていればスムーズにできるのですが、私は常に「よし、今日の午前中にやろう。やっぱ午後にやろう。いや、夜ご飯食べてからやろう。明日の午前中で良いや。」
とやろうやろう詐欺をしていました。
「結局やればいいじゃん」
そう思われる方もいると思いますが、これには大きな問題があります。
それは「課題をやっていない時間も課題のことを気にかけて時間を無駄にしているということです。」
大学4年生という貴重な時間の一部を課題をやっていないのに課題のことを考えている時間に費やしてしまったのです。
先延ばしはまじで勿体ない
上記2つの経験から先延ばしがまじで勿体ないと痛感しました。
先延ばしによって
チャンスを逃す可能性があります。
他に有意義に使うことができたはずの時間を無駄にしてしまう可能性があります。
失敗してから、無駄にしてから気づくのでは本当に勿体ないんです。
失敗や無駄から学ぶこともありますが、この記事を読めば経験しなくても学ぶことができます。
皆さんには、そんな経験をしないでいただきたいです。
次に紹介する改善方法を読んで未然に防いでください!
先延ばし癖改善方法3つご紹介
僕が経験した「先延ばし」による失敗や無駄を経験しないためにも、改善方法を3つご紹介いたします。
自分に合うものを見つけてぜひ試してみてください。
改善方法1:”適当に”少しだけ手をつけてみる
この方法ははじめに紹介した原因の全てに有効な方法となっています。
やらなければならないことが目の前にある時、「適当」にそして一気に終わらせる気を捨て、「少しだけ」手を付けてみるんです。
そうすることで、やらなければならないことに対してのハードルを大幅に下げることができます。
やってみて「もう少しやろう」と思ったのならそのまま進めていけばいいし、「ちょっと今度にしよう」と思うのであれば今度にすればいいのです。
このスタンスでいくと案外終わりまで進んだりします。
この方法のポイントは”最初の一歩目のハードルを下げること”です。
何かやるとき、重い腰を上げなければいけません。
そして、その重い腰を上げることが一番大変だったりします。
なのでその「一番大変なこと」のハードルを下げることで難易度をグッと下げることができます。
「適当に少しだけ」と考えることが大切となります。
ぜひ試してみてください。
改善方法2:3つの未来の最良を選択する
次は「めんどくさい・まだ大丈夫」が先延ばしの原因になっている人に特におすすめです。
「それが3つの未来の最良を選択する。」です。
少しわかりづらいですよね。
3つの未来とは
- 後回しにして、ギリギリになって終わらせた未来。
- 今すぐに始めて、やらなきゃいけないことを終わらせた未来。
- 普通にやるよりも最短スピードで終わらせた未来。
のことです。
これら3つの未来のうち、一番ストレスがなく余った時間を有効に使えるのはどれかを考えてみてください。
皆さんが選ぶのは下の2つのどちらかではないかと思います。
「今すぐ初めて、やらなきゃいけないことを終わらせた未来。」を選べば、
そこまで疲れることもなく余裕をもって終わらすことができます。
そして余った時間を自分の好きなことに時間を使うことができます。
「普通にやるよりも最短スピードで終わらせた未来。」を選べば、
少し疲れますが、自分の好きことに使える時間が一番多いです。
また、「やらなきゃ・・・」と脳みそを支配されている時間も一番減ります。
ですが、「後回しにして、ギリギリになって終わらせた未来。」を選べば、
「やらなきゃ」がチラついて自分の好きなことに思う存分使える時間も一番少なければ、解放されるのも一番遅いです。
これら3つの未来を想定したとき、あなたはどの選択肢を選びますか?
どれを選んでもやることは変わりません。
今やるか、後でやるかです。
それなら・・・・
答えは自ずと決まりそうですね。
改善方法3:「5秒」の法則
最後は5秒の法則です。
これは「めんどくさい・まだ大丈夫」・「恐怖心がある・心配しすぎ」が原因に人に特に有効な方法だと思います。
それが5秒の法則。
ただ5秒のカウントダウンをして0と同時に行動開始です。
一番ハードルの高い「動き出す」という最初の一歩目を強制的に行うことで先延ばしを防ぐやり方です。
難しそうでやってみると意外とやりやすい方法です。
5秒以内に動き出すことで、あれこれ考えたり、言い訳したりするのを防ぐことができます。
考えれば考えるほどやりたくなくなり、時間が立てば立つほどやりたくなくなります。
それを5秒で強制的に動き出すことで、「嫌だ」という気持ちを最小限に済ませることができます。
これはかなり有名な方法で実践している人も数多くいます。
ぜひ試してみてください。
まとめ:先延ばしをやめることで人生は豊かになる!
いかがでしたでしょうか。
先に延ばしても結局やらなければならないという現実が待ち構えています。
それならばできるだけ早く始めたほうが圧倒的にお得ですよね。
先延ばしをやめたことでたくさんの有意義な時間が生まれます。
先延ばしをやめたのが早ければ早いほどです。
「やらなければいけないことを終わらせる」に焦点を置くのではなく、ただ自分のため。
自分の時間を守るため、ただそれだけのために先延ばしをやめればいいと思うんです。
真面目な人ほど、「人に迷惑をかけないため」と周りのためを思ってしまいます。
しかし、それでは先延ばし癖には逆らえません。
今までがそうだったように。
何より大切にしてほしいのは、「自分の人生を豊かにするため」です。
そのために先延ばしをやめて、その分の時間を素敵な人生のために費やしてほしいです。
この記事があなたの役に少しでも立てたのなら幸いです。